多くの人が愛用している電子タバコが「カートリッジ交換式の電子タバコ」で、実はわたしもこれまで10種類以上のカートリッジ交換式の電子タバコを吸ってきました。
カートリッジ交換式の電子タバコは、コスパに優れており、メンテナンスフリーでとにかく手軽に吸える電子タバコです。
今回はそんなカートリッジ交換式電子タバコの中でも特に人気がある、「充電式ビタフル(VITAFUL)」「フレヴォ(FLEVO)」「シーテック(C-Tec DUO)」「ロアレス(LoaLes)」の4種類を徹底的に比較してみました!
価格、性能、サイズなど細かく写真付きで比較していますので、どれを購入するか迷っている人は参考にしてください。
比較する4つの電子タバコとは
比較対象とするカートリッジ交換式電子タバコは、特に人気のあるビタフル、フレヴォ、シーテックデュオ、ロアレスの4種類です。
まずは、それぞれの電子タバコについて軽くご紹介します。
充電式VITAFUL(ビタフル)
充電式ビタフルは株式会社I-neが販売する、国産の電子タバコです。
株式会社I-neはボタニストシャンプーやナチュラルヘルシースタンダードなど、有名ブランドを多数運営している会社で、ビタフルも発売すると同時に一気に人気ブランドとなりました。
ニコチン・タールフリーなのはもちろん、電子タバコでは珍しくPG(プロピレングリコール)フリーで、リキッドにはビタミンなど10種類以上の健康成分を配合しています。
FLEVO(フレヴォ)
フレヴォは株式会社DMM.comが販売する電子タバコで、国産フレーバーリキッドを使用しています。
フレヴォの特徴は、スターターキットの販売価格が超低価格で、初めて電子タバコを吸う人でも気軽に購入することができます。
安いのでお試し感覚で吸える電子タバコとして人気があり、その手軽さから継続して使用するひとも多い電子タバコです。
C-Tec DUO(シーテック デュオ)
シーテックデュオは株式会社ジービーエスが販売する電子タバコで、カートリッジ式電子タバコのパイオニア的存在です。
発売当初はまだ珍しかった「ビタミン配合の電子タバコ」として人気に火がつき、手軽でコスパにも優れていたことから女性ユーザーを一気に取り入れることに成功しました。
発売からいくつか改良を重ねて、今でも根強い人気がある電子タバコです。
LoaLes(ロアレス)
ロアレスはシーテックデュオと同じ会社が新しく立ち上げた電子タバコブランドで、「吸って楽しむアロマスティック」というコンセプトの電子タバコです。
そのコンセプト通り、これまでにないアロマのような香り高いフレーバーが人気で、若い女性を中心に愛用者が増えています。
ロアレスはフレーバーだけでなく、本体デザインやパッケージデザインまでこだわっており、女性向けのラグジュアリーな雰囲気があるデザインが人気です。
販売価格の比較
それでは、ここからは4種類のカートリッジ式電子タバコの比較をします。
まずはスターターキットとカートリッジの販売価格を比較していきます。
スターターキット | 交換用カートリッジ | |
---|---|---|
ビタフル | 1,598円 | 1,598円/5個入り |
フレヴォ | 1,058円 | 1,598円/5個入り |
シーテック | 2,754円 | 2,392円/5個入り |
ロアレス | 2,376円 | 1,620円/3個入り |
上の表は全て税込価格です。
フレヴォはスターターキット、カートリッジ共に4種類の中では最安値ですが、実はバッテリーの性能や、1カートリッジ当たりの吸引回数などに差があるため、販売価格のみで判断しない方が良いでしょう。
次に、バッテリーやカートリッジの性能を詳しくみていきましょう。
バッテリースティックの性能を比較
バッテリースティックの容量や充電時間、先端ライト色を比較していきます。
バッテリー容量 | 充電時間 | ライト色 | |
---|---|---|---|
ビタフル | 330mAh | 約1時間半〜2時間 | 白 |
フレヴォ | 140mAh | 約1時間半〜2時間 | 青 |
シーテック | 280mAh | 約1時間半〜2時間 | 白 |
ロアレス | 140mAh | 約1時間半〜2時間 | 白 |
バッテリー容量はビタフルが一番多く、フレヴォとロアレスは一番少ないですが、充電時間は全て同じ1時間半〜2時間程度でした。
バッテリースティック先端のLED色は、フレヴォが青色でフレヴォ以外は白色でした。
基本的に白色LEDの方がスタイリッシュでデザイン的には人気があります。
カートリッジの性能・種類を比較
次にカートリッジの性能とフレーバーの種類を比較していきます。
吸引回数 | フレーバー数 | |
---|---|---|
ビタフル | 約500回 | 4種類 |
フレヴォ | 約240回 | 5種類 |
シーテック | 約400回 | 7種類 |
ロアレス | 約350回 | 6種類 |
カートリッジ1個あたりの吸引可能回数は、ビタフルが約500回で一番多く、フレヴォは約240回で一番少なく、フレヴォが安い理由が見えてきましたね。
フレーバー数はシーテックデュオが7種類で、一番種類は多かったです。
シーテックは4種類の中では一番最初に発売したので、販売歴も長くフレーバーの種類が豊富です。
サイズ・外観・重さの比較
それでは、サイズ・外観・重さなど、実際の作りやデザイン的要素を比較してみます。
まずはサイズと重さの比較表をご覧ください。
サイズ | 重さ | |
---|---|---|
ビタフル | 長さ120mm×太さ9mm | 約19g |
フレヴォ | 長さ99.5mm×太さ8.5mm | 約13g |
シーテック | 長さ130mm×太さ9.3mm | 約21g |
ロアレス | 長さ109mm×太さ8.5mm | 約14g |
表では順番がバラバラでわかりにくいですが、長さはフレヴォ→ロアレス→ビタフル→シーテックの順で約10mmずつ長くなっていき、長さと比例して重さも重くなっていく感じですね。
太さはフレヴォとロアレスがほぼ同じで、ビタフルとシーテックがほぼ同じという結果です。
それでは、外観や細かなデザインを写真付きで見ていきます。
写真で比較
パッケージを並べてみると、ロアレスとビタフルのパッケージデザインがオシャレです。
プレゼントなど贈り物として購入する場合は、パッケージデザイン的にロアレスかビタフルがおすすめです。
本体の長さを比較した写真です。綺麗に階段状になりましたね!
フレヴォはタバコにかなり近いサイズ感であることがわかります。他の3種類も大き過ぎず持ちやすいサイズではあります。
バッテリー先端のデザインは4種類どれも異なります。
ロアレスの先端はダイヤモンドカット加工のデザインで女性を意識しています。
フレヴォとビタフルはタバコを模したデザインで、シーテックの先端は充電口にもなっているので少し特殊なデザインです。
4種類とも吸引中はバッテリースティック先端のライトが光ります。
フレヴォ以外は白色LEDなのでスタイリッシュですが、フレヴォは青色なので少し毒々しい感じがありますね。
シーテックは光り方が薄くてライトが目立ちません。
それぞれの触り心地は、フレヴォとロアレスがツヤ有りのつるつるとした質感で、ビタフルとシーテックがツヤ消しでマッドな質感です。
写真だと少しわかりにくいですが、わたしはツヤ消しのマッドな質感がお気に入りです。
全てカートリッジはねじ式で簡単に脱着ができる仕様になっており、リキッドが無くなったらカートリッジを新しいものに交換するだけです。
カートリッジ交換式の電子タバコは、本当に手軽に吸えるので便利ですよね!
充電方法は全てスターターキットに付属する専用のUSB充電器を使用します。
シーテックは別売りのスタンドチャージャーを使用すると、スタンドに差し込むだけで充電されるので、さらに充電を手軽にすることができます。
実は、カートリッジを比較してみると1つ残念なところがありました。それがフレヴォのカートリッジの作りです。
フレヴォ以外の3種類はどれも丁寧な作りで、低価格とは思えないほどの高級感がありますが、フレヴォのカートリッジだけシールを一周巻いたような作りになっています。
フレヴォは価格が一番安いですが、この作りには正直ガッカリしました。
継続費用・コスパを比較
性能やデザインの比較はいかがだったでしょうか?
写真付きでわかりやすくご説明したつもりですが、もし「ここも知りたい!」ということがあれば、こちらからご連絡お願いいたします。
それでは、4種類のカートリッジ式電子タバコの費用を比較していきます。
実際に1ヶ月継続して使用したときのコスパを同じ条件で比較してみると、以下のような結果になりました。
1ヵ月の費用 | 6ヵ月の費用 | 12ヵ月の費用 | |
---|---|---|---|
ビタフル | 約5,049円 | 約22,308円 | 約43,018円 |
フレヴォ | 約8,249円 | 約44,204円 | 約87,350円 |
シーテック | 約9,212円 | 約41,504円 | 約80,254円 |
ロアレス | 約10,702円 | 約52,336円 | 約102,297円 |
同じ条件で使用すると、ビタフルが一番安く費用をおさえることができ、年間の費用はロアレスの半分以下となる結果でした。
表を見るとロアレスの費用が高く感じるかもしれませんが、タバコの一年間の費用は平均で約16万円ほどかかるので、ロアレスを使用しても大幅に節約することができます。
また、フレヴォはスターターキットの販売価格は安いですが、カートリッジ1個あたりの吸引回数が少ないため、使用する期間が長期になるほど費用が高くなる傾向があります。
まとめ
4種類の人気カートリッジ式電子タバコを比較してみましたが、なんとなくそれぞれのメリットをわかっていただけたでしょうか?
これまでの比較を元に、それぞれのカートリッジ式電子タバコのメリットや特徴をまとめると、以下のようになります。
- スターターキットやカートリッジの価格も安く、一番お金がかからない
- バッテリー容量やカートリッジ1個あたりの使用可能回数も一番優れている
- 国産の電子タバコで安心でき、ビタミン配合リキッドが使用されている
- スターターキットの価格が極端に安く、手軽に購入することができる
- カートリッジ1個あたりの吸引回数が少なく、バッテリー容量も少ない
- カートリッジの作りが少し雑に感じる
- フレーバーの種類が豊富で、ビタミン配合リキッドを使用している
- 長さは一番長く、一番重いのでタバコのように2本指で挟んで持つことは難しい
- カートリッジ以外にも、好きなリキッドを使うこともできる
- 4種類のなかでは一番コストがかかる
- 上品なアロマフレーバーリキッドはロアレスでしか味わえない
- ラグジュアリーな高級感のあるデザインで女性向け
徹底的に比較してきましたが、それぞれにいいところがあるのでどれを選ぶかはあなた次第です。
デザインを重視するのか、コスパを重視するのか、バッテリー容量を重視するのか、お試し感覚で吸ってみたいだけなのか。
直感で「コレがいい!」と思ったものを購入してみてはいかがでしょうか。