紙タバコから電子タバコに切り替えることによって、どのようなメリット・デメリットがあるか具体的に気になる方も多いのではないでしょうか?
ここでは、私が実際に紙タバコから電子タバコに切り替えて、具体的にどのように変わったのか、実体験を混ぜながら解説していきたいと思います。
電子タバコに代えるメリット
年々、紙タバコに含まれている税金が上がっているのはご存知かと思います。
それに伴い、紙タバコから電子タバコなどに切り替えて、ランニングコストを抑えようとする方も多いのではないでしょうか?
わたしもその一人で、これこそが電子タバコのメリットだと感じています。
タバコより安い物もある
電子タバコは機種選びさえ間違えなければ、紙タバコよりも断然安く済ませることができます。
私自身、元々紙タバコを吸っていましたが、タバコ税の大幅な値上がりが大きな要因となり、電子タバコに切り替えようと思いました。
これから、まだまだ紙タバコは高くなっていく可能性は大いに考えられます。
なので私はタバコ税に影響がないかと思われる、リキッド補充式電子タバコを使用しています。
なぜ、リキッド補充式はタバコ税の影響がないかというと、リキッドと呼ばれる水蒸気の元となる香り付きの液体にはタバコの葉は一切使われていません。
その代わりにグリセリンという液体や香料などを混ぜたものが原料として使われています。
アイコスなどは電子タバコとは違う
しかし、アイコスなどヒートスティック(タバコスティック)を使用する物も、電子タバコというくくりになります。
タバコ税はタバコの葉の量に対して課せられており、ヒートスティック(タバコスティック)には紙タバコでも使用されているタバコの葉が使用されています。
そしてそのヒートスティックを燃やすのではなく、加熱させ蒸して吸うという仕組みの電子タバコになっています。
同じ税金が課せられるので、今現在も紙タバコとアイコスなどで使用するヒートスティックは同じような値段で販売されています。
なのでアイコスに乗り換えたとしてもランニングコストの面ではあまりよくはありません。
ランニングコストを気にするのであれば、私はリキッド補充式電子タバコをおすすめします。
電子タバコを選ぶ際の注意点
ここで一つ、リキッド補充式電子タバコを選ぶ時に注意点があります。
それは煙の量が多く爆煙と呼ばれる機種があるのですが、爆炎タイプの電子タバコはリキッドの消費量が多く、燃費が悪くなってしまう物があります。
このような機種を使うと、紙タバコよりも高くついてしまう可能性もあるので注意してください。
また、自作リキッドなどを作成するとよりランニングコストをより抑えられたりもします。
- 評価が高く人気もあるメガマスカット20ml 1190円
- 自作リキッド20ml 88円
上記のように、自作リキッドは既製品リキッドに比べて1/10以下のコストで済む場合もあります。
リキッド補充式を使い始めて慣れてきたら、自作リキッドを作成してみると良いかと思います。
自作リキッドと聞くと「ハードル高くないか?」と思ってしまうかもしれませんが、案外簡単に作れてしまいますので一度試してみるのも悪くないかと思いますよ。
健康に良い
紙タバコは健康にはよくないことはご存知かと思います。
有害物質がたくさん入っていて、肺がんだけではなく様々な病気になる要因だと言われています。
その反面、電子タバコは紙タバコに比べて健康的だと言われています。
まだ電子タバコは普及されたばかりで、歴史も浅く危険性に関して一概にどうなのか、まだきっぱり言い切れないというのが学者の中で意見が合致しています。
しかし、少しずつではありますが、紙タバコに比べると害はないと言われはじめています。
これもあくまで紙タバコに比べてという話であり、電子タバコを吸うことでより健康になるとういうことではありませんので注意してください。
何も使わないで禁煙するのが一番ではあります。
私も、もちろんそれは理解してはいますが中々辞められずにいました。
タバコの代わるものがない状態で、きっぱり辞めるのはやはり少し難しいのではないかと思います。
なので、少しでも健康のために気を使いたい方は、一度電子タバコを試してみることをおすすめします。
歯が黄色くならない
紙タバコを吸っていると、歯の黄ばみなどを気にする方が多いのではないでしょうか?
女性の方は特に気にされるかと思います。
電子タバコの場合、歯が黄色くなる成分は入っていないため、ホワイトニング中の方やホワイトニングが完了している方でも安心して使うことができます。
もちろん、これからホワイトニングをしようか考えている方にもおすすめです。
臭いがしない
電子タバコは紙タバコのようにタールがないため部屋、車、服、などがタバコ臭くなったりすることがありません。
はたまたタバコが嫌いな友人、彼女、彼氏、の方から嫌な顔をされることも解消されるかと思います。
私自身タバコの臭いが好きではありませんが、自分だけならまだしも回りを嫌な気持ちにさせてしまうのは誰しもしたくはないかと思います。
臭いの出ない電子タバコは、紙タバコの臭いが気になる方におすすめです。
火を使わないから安全
電子タバコは火を使いません。火の不始末や寝タバコなどで火災に繋がる可能性がなくなります。
2016年のデータですが、火災の出火原因は「1位 放火 3586件」「2位 たばこ 3483件」と1位とほぼ変わらない結果となっています。
タバコを吸っていて、うとうとしてしまったことがある方も多いのではないでしょうか?
私も仕事で疲れている時など、火を着けたままいつの間には眠ってしまっていて「危ない!」となった経験もあります。
その時は直ぐ目が覚めたから良かったのですが、あのまま寝てしまっていたらと不安に思ったことを覚えています。
他にも消したと思っていたのに消せていなかったりと、様々な原因が考えられるかと思います。
タバコで自分自身、周りの人、家族などに大変な思いはさせたくないかと思います。
少し大げさに言い過ぎかもしれませんが、私自身が電子タバコに切り替えた大きな要因のひとつでもあります。
コンビニに買いに行かなくて良い
これはあくまで個人的な意見になります。
私は家が大好きなので、なるべく外には出たくありません。
休日は家でゆっくりしている時にタバコがなくなってしまい、買いに行かなくてはならない時は物凄く面倒に感じていました。
しかし、電子タバコの場合、リキッドはネットで注文しているので家まで届けてくれます。
外に出ることなく済ませられるということは、私にとって大きな利点です。
電子タバコに代えるデメリット
電子タバコは全てが全て安く済ませられるわけではありません。
中には紙タバコ以上にお金が掛かってしまう機種などもあります。
高いものもある
一例として、爆煙の機種などを使うと一瞬でリキッド(液体)を消費してしまいます。
そうなると日々のコストが上がってしまい、最終的にランニングコストがかなり高くなってしまいます。
とにかく安く済ませたいという方は、電子タバコ購入の際に機種選びには気をつけてください。
吸った感じが軽い
電子タバコは紙タバコと比べて、吸った感じが軽く思ってしまうかもしれません。
吸った感じといのは、電子タバコはタバコと違って吸った時に喉がギュッと刺激される感覚があまりなく、物足りなく感じてしまいます。
この喉にくる刺激はニコチンから生まれるものです。
現在、日本でニコチン入りのリキッドの販売は禁止されています。
ですので、喉に来る刺激が欲しいのであればニコチンを個人輸入で購入するしかありません。(ニコチンの個人輸入は法律的に認められていますが、販売や譲渡は禁止されています。)
ここで注意していただきたいのが、ニコチン入りのリキッドを使用する場合はしっかりとした管理が必要になります。
というのも、ニコチンは数mlで致死量に達するからです。
購入される前に、ニコチンとはどんなものなのかしっかり把握し使用するよう注意してください。
メンテナンスが面倒
電子タバコは紙タバコと違い定期的なメンテナンスが必要になります。
具体的にどのようなメンテナンスがあるかというと、リキッド補充式のタイプですと定期的なコイル交換、アトマイザー(煙量と味の決め手となるパーツ)の掃除が必要になります。
コンビニにタバコを買いに行くのもめんどくさがる私も、電子タバコを使って早5年程経ちますが、継続的に電子タバコを使用できています。
私の中では「タバコを買いに行く手間>電子タバコのメンテナンス」という感覚です。
めんどくささ以上にランニングコスト、臭い、火災の予防など、電子タバコには大きな利点がたくさんあるため、それらを考慮して使う方には合うかもしれません。
実際に代えて感じたこと
二十歳から死ぬまでタバコを吸い続けると高級スポーツカーが買えるとか、1600万円無駄にすると言われます。
私も実際に電子タバコに代えてみて日々の出費が抑えられています。
お金が浮く
1ヶ月間の費用でみると大したことないように思ってしまいますが、毎日消費していくものなので一年で紙タバコと比較してみると馬鹿に出来ない金額になっています。
使用頻度とものにもよりますが、紙タバコと電子タバコの一年間の費用の差額は、10万円以上になることもあります。
その分美味しい物を食べに行ったり、旅行の貯金などに当てたりすることができるのは、大きいなメリットではないでしょうか。
ご飯が美味しく感じる
タバコを辞めるとご飯を美味しく感じると聞いたことがあることも多いのではないでしょうか?
実際タバコ辞めてみるとご飯が美味しくなります。
ついつい食べ過ぎてしまうのはいかがな物かとは思いますが、毎日の食事が今までよりも美味しくなるといことは、安物のウインナーがシャウエッセンのように美味しく感じられるということです。
些細なことかもしれませんが、これはとても幸せなことではないでしょうか?
本数(吸う頻度)が減った
電子タバコを使い出した時は紙タバコと両方を吸っていました。
最初から「もう紙タバコはいらないんじゃないか?」とは思っていたので本数は自然と減っていきました。
元々、私は1日1箱は吸っていたのですが、1ヶ月も経たないうちに一日数本になっていき2ヶ月目には電子タバコに完全に移行しました。
私が使用しているのはこれ!
ここで私が使用している機種なんですが、電子タバコの中でも人気があるエミリミニプラスという機種に今は落ち着いています。
煙量が多く満足感があり、コスパも良くてコンパクトで持ち運びにも便利でとても気に入っています。
電子タバコは機種が多過ぎてなにを買って良いのか分からない方や、電子タバコ初心者の方にはうってつけの機種かと思います。