今大手の加熱式タバコと言えばIQOS(アイコス)、PloomTECH(プルームテック)、glo(グロー)の3種類が思い浮かびますよね。
全国での販売も開始して、加熱式タバコデビューした方も一気に増えたのではないでしょうか。
そんな加熱式タバコも、紙巻きタバコと同じようにタバコ税の値上げで騒がれています。
では、実際に3種類の加熱式タバコの中で、一番コスパに優れているのはどれなのか?
加熱式タバコ販売価格比較
まずはそれぞれの加熱式タバコの通常販売価格(定価)と、吸うときに使うタバコ(タバコスティック・カプセル)の販売価格を見ていきます。
販売価格は2017年12月現在の価格になります。
スターターキット(本体)価格
3種類の加熱式タバコのスターターキットの販売価格を比較してみます。
アイコスのスターターキットは「10,980円(税込)」、プルームテックのスターターキットは「4,000円(税込)」、グローのスターターキットは「4,980円(税込)」です。
アイコスとプルームテックでは販売価格の差が6,000円以上もあります。
各加熱式タバコは、消耗品であるバッテリーの単品交換はできないので、定期的に本体ごと買い換える必要があります。
通常利用ですと約1年〜2年くらいに1度の買い替えが必要ですが、6000円の差はかなり大きく感じます。
しかし、各社割引キャンペーンなどを実施しているので、大幅に安く購入できるチャンスもあります。
タバコ(スティック・カプセル)価格
各社から販売されているタバコの1箱(タバコ20本文)の価格はアイコスで使用するヒートスティックが「460円」、プルームテックで使用するタバコカプセルが「460円」、グローで使用するネオスティックが「420円」です。
グローのネオスティック販売価格だけ40円も安く、1日1箱吸う人にとっては一年間でかなりの差額が発生します。
しかし、タバコ税の値上げにより各社どう価格が変動していくのか今後の動向が気になるとこです。
加熱式タバコ コスパ比較表
では、1年間のランニングコストを考えるとどれが一番コストパフォーマンスに優れているのか?
一定条件の元、一年間でかかる費用を計算してみました。
計算条件:1日平均喫煙本数20本、一ヶ月30日、ケース・クリーニング用品などの備品は考慮しない
IQOS | PloomTECH | glo | |
---|---|---|---|
1ヶ月の費用 | 24,780円 | 17,800円 | 17,580円 |
6ヶ月の費用 | 93,780円 | 86,800円 | 80,580円 |
12ヶ月の費用 | 176,580円 | 169,600円 | 156,180円 |
1番高いアイコスと2番目のプルームテックは、タバコ1箱の価格が同じなのでスターターキットの差額分が年間のコストに影響してきます。
グローに関してはタバコ1箱の価格が40円安いので、アイコスと比べて年間コストが2万円ほど安くなります。
ちなみに紙巻きタバコは1箱440円の計算で年間費用は158,400円になるので、グローは加熱式タバコの中でもズバ抜けてコスパが良いことが分かります。
まとめ
大手加熱式タバコ3種類のコスパには少し差があることが分かりました。
しかし、それぞれの加熱式タバコは使い心地、使いやすさ、デザインなど特徴があるので、コスパだけで加熱式タバコを選ぶ事はおすすめできません。
特に味や紙巻タバコの様にがツンとくる感じには結構差があるので元々タバコを吸っているのか、何ミリのタバコを吸っているのかなどを考慮して選ぶことをおすすめします。