アイコス専用のヒートスティックが吸える「アイコス互換機」として特に人気が高いのが、EFOS E1(イーフォス)とiBuddy i1(アイバディ)の2機種です。
アイコスは本体価格が1万以上するので気軽に購入することができませんが、イーフォスとアイバディの2機種は価格も安く気軽にアイコスを楽しむことができます。
今回はこの2機種に的を絞って価格・性能・デザインなどを徹底的に比較し、どちらが本当におすすめできるのか探ってみました。
アイコス互換機とは?
アイコス互換機とは、アイコスを使わなくてもアイコス専用のヒートスティック(タバコ)を吸うための機械です。
ヒートスティックは全国のコンビニなどで売っているので、アイコス互換機があれば手軽にアイコスを楽しむことができます。
アイコスは2017年に全国販売を開始しましたが、いまだに在庫切れの店舗が多く入手が難しい状況です。
本体価格も高価で、気軽に購入できる価格ではありませんでした。
そんな中誕生したのがアイコス互換機です。
アイコス互換機は価格が安く在庫も豊富なので、今までアイコス本体を購入出来ずに困っている人から高い評価を得ています。
また、アイコス愛用者も、予備として購入する人が続出しています。
では、アイコス互換機でも特に人気が高いイーフォスとアイバディ、それぞれの特徴を詳しく見ていきます。
EFOS E1の特徴
イーフォスには今までの加熱式タバコには無かった新機能も搭載されていて、一気に人気を集めている期待のアイコス互換機です。
イーフォスの最大の特徴は3D加熱システム、モード切替、チェーンスモークが可能な点です。
今までの加熱式タバコは熱に弱く、連続吸引できないという点で愛煙者から不満の声が上がっていました。
しかし、熱に強い頑丈なボディ設計で最大5本のチェーンスモークを可能にしました。
また、従来の加熱式タバコだと吸う人によって味が濃く感じたり薄く感じたりと、ユーザーの好みに合わない場合がありました。
イーフォスでは低温モードと高温モードの切替が可能で、好みに合わせて使い分けることができる様になりました。
その他にもタバコをムラなく加熱することができる独自開発の3D加熱システムや、コンパクトながら2000mAhの大容量バッテリーを採用するなどユーザー目線で作られたアイコス互換機です。
iBuddy i1の特徴
アイバディの特徴は何と言っても手のひらサイズのコンパクトなボディです。
女性でも持ちやすい小さめのサイズですが、1800mAhのバッテリー容量があるので外出中でもバッテリー切れの心配が少ないです。
また、棒状の加熱ピンを採用していてタバコを中心部分から外側までムラなく加熱することができるので、タバコの深い風味を余すことなく最後まで楽しむことができます。
EFOS E1とiBuddy i1の比較
それでは、イーフォスとアイバディと項目ごとに詳しく比較していきます。写真付きで細部までできるだけ分かりやすく比較してみましたので参考にして下さい。
価格・性能
価格は少しイーフォスの方が高いですが、バッテリー容量に差があります。
一本の吸引可能回数と時間はイーフォスが大幅に上回っており、タバコ1本を十分に楽しむことができます。
チェーンスモーク、モード切替、バイブレーション機能はイーフォスのみに搭載されている機能です。
現状チェーンスモークが可能な加熱式タバコは種類も少なく、イーフォスが人気を集めている要因の一つになっています。
また、加熱式タバコでモード切替機能は新しく、好みに合わせて味(濃さ)を調整できるので多くの人が満足できる様になっています。
外観・デザイン比較
まずはサイズ比較です。高さはイーフォスがアイバディより約2cm程度高いです。
幅と厚さの差は1.5mm程度なのでほぼ同じですね。
触り心地や素材感もほぼ同じです。さらさらとした感じのマッドな質感で、アイコス互換機で良くある感じです。
バッテリー残量などを知らせるLEDインジケータはイーフォスがブルーで、アイバディがグリーンです。
アイバディの方が見やすいですが少しおもちゃっぽいカラーな感じで、色はイーフォスの方がおしゃれです。
イーフォスはタバコを差し込むホルダー部分にスライドカバーが付いていますが、アイバディにはカバーは付いていません。
使用しているとホルダー内部にタバコのカスが付着するので、カバーがないと知らないうちにバッグの中や家の中でカスが飛び散っていることがあります。
アイバディは実機を手にするとボタンなどプラスチック部分が少し安っぽい感じがします。
部品1つ1つの精度が悪いためか、ボタン部分などが少しカチャカチャと動きおもちゃっぽさがあります。
イーフォスの方は全くそんなことがなく、ボタン部分も本体と同じ素材で作りの精度が高いです。
アイコスの様な高級感もあり、同じMade in Chinaとは思えません。
イーフォスはバッテリー容量が2000mAhで、アイバディのバッテリー容量は1800mAhです。
また、イーフォスは5V 2Aのインプットに対応しており、2Aの出力に対応している充電器やモバイルバッテリーを使用すれば充電時間が早くなります。
生産国は両方とも中国ですが、イーフォスはアメリカのメーカーが出しているのでデザインはアメリカです。
味・使い心地の比較
私は使い心地が良いと思ったのは、圧倒的にイーフォスの方です。
まず、モード切替やチェーンスモークはイーフォスにしか無い機能で、ユーザーの要望に柔軟に対応してくれる機種です。
また、アイバディのボタンは硬くて凹んでいるので押しづらく、電源オン・オフ時などにうまく操作できない時がありました。
一方イーフォスのボタンは少し出っ張っていて押しやすく、操作で失敗することがほとんどありませんでした。
実際に吸った感じは、両方を同時に吸い比べないと分からないレベルでした。
両方ともアイコスを使用した時とほぼ変わらない味で、完成度はとても高いです。
しかし、イーフォスの高温モードを使うとより濃いタバコの風味を感じられる様になり、圧倒的な差を感じました。
加熱式タバコは味が薄いと思っている方には、一度試していただきたいくらいです。
イーフォスとアイバディを吸った時の吸い殻です。
イーフォスは3D加熱システムを採用しており、従来の加熱ブレードが刺さって中心部から加熱するというものではありません。
しかし、しっかり中心部分まで加熱されていることが分かります。
アイバディは棒状の加熱ピンで中心部分から加熱するのでムラなく加熱されていますが、一番外側の加熱が少し甘いです。
しかし、味にはほとんど影響しません。
掃除・メンテナンスの比較
加熱式タバコは定期的な掃除・メンテナンスが必要になります。
加熱ブレードが無いイーフォスはタバコのカスが付着しにくい構造なので、通常よりメンテナンス頻度は少なくて大丈夫です。
また、加熱ブレードが無いので、掃除もやりやすくて簡単にメンテナンスが完了します。
アイバディの場合ホルダーは取り外せるので水洗いし、内部やブラシや棒状のコットンなどで掃除します。
しかし、内部が狭いため通常の綿棒では奥まで入れることができないので、細いタイプの綿棒などが必要になります。
イーフォスとアイバディは、タバコ差し込み口の穴の深さが違います。
イーフォスの穴の深さは約15mmで、奥までしっかり見えるので掃除がやりやすいです。
アイバディの穴の深さは約25mmで、穴の奥は暗くて全然見えないので掃除が結構大変です。
以上の点から掃除・メンテナンスはイーフォスの方が圧倒的にやりやすいです。
おすすめはコレだ!
性能・デザイン・メンテナンスなどを総合的に見ると、やはり後に発売したイーフォスの方が優れている点が多いです。
特にチェーンスモーク、モード切替などの新しい機能は魅力的です。
また、加熱ブレードがないので、掃除のしやすさは抜群です。
どうしても加熱式タバコは掃除が定期的に必要になってくるので、簡単にメンテナンスができるのはユーザーから見てポイントが高いです。
アイバディは価格が手頃なので、試しでアイコスを吸ってみたい方やとにかく安く済ませたい方にはおすすめできる商品です。
また、サイズはアイバディの方がコンパクトなので、できるだけコンパクトに持ち運びしたい方にもおすすめです。
最後に
イーフォスとアイバディの性能やデザインを比較してみて、まず加熱式タバコの進化の速さに驚きました。
特にこの一年でアイコス互換機を含めた加熱式タバコは急激な成長を遂げており、低価格で高品質・高性能なものが購入できる様になりましたね。
イーフォスでは加熱式タバコのデメリットであるチェーンスモークができないという課題もクリアし、さらにモード切替で味の変化を楽しむこともできる様になりました。
まだ加熱式タバコを吸ったことがない方も、イーフォスで加熱式タバコを試してみて下さい。