アイコス互換機として新たに登場した加熱式タバコ「EFOS E1(イーフォス)」が、嬉しい新機能満載でユーザーからの支持を集めています。
本家のアイコスと比べて、イーフォスにはどんな機能が追加されているのか?使い心地や味はどうなのか?
アイコスとイーフォスを実際に使って見て、隅々まで徹底的に比較してみました!
価格と性能を比較
EFOS E1 | IQOS | |
---|---|---|
価格 | 8,980円 | 10,980円 |
カラー | ブラック ホワイト | ネイビー ホワイト |
本体サイズ | H103mm W47.5mm D24mm | H111mm W50mm D15mm |
バッテリー容量 | 2000mAh | 2900mAh |
充電時間 | 5V2A 約70分 5V1A 約120分 | 5V2A 約90分 |
最大使用可能本数 | 約10本 | 約20本 |
吸引開始までの加熱時間 | 約35-40秒 | 約20秒 |
1本の最大吸引回数 / 時間 | 20回 / 5分50秒 | 14回 / 6分 |
チェーンスモーク | 最大5本 | 不可 |
バイブレーション機能 | 有り | 有り |
モード切替 | 低温モード 高温モード | 不可 |
イーフォスは販売価格が安く、アイコスと比べると約2,000円ほど安いですが、その代わりバッテリー容量は900mAh少なくなります。
使っていて特に差を感じた点は、やはりイーフォス最大の特徴であるチェーンスモークとモード切替機能でした。
の場合ホルダーを一回ごとに充電する必要があるので、1本吸ったら4分あいだを開ける必要がありましたが、イーフォスは間髪入れずに最大5本のチェーンスモークが可能なのでストレスを感じることなく喫煙を楽しめます。
また、高温モードは普段より濃いタバコの風味を味わいたい時に使うと、全く別物の様に味が濃くなります。
モード切替により味の変化を楽しめる加熱式タバコは珍しく、現状イーフォス一択だと感じました。
一本の最大パフ回数が20回というのも結構嬉しいポイントで、タバコを吸う時に深く吸い込む人ならアイコスの14回でも問題ないのかも知れませんが、私は浅く回数を多めに吸うタイプの人なので20回あると満足行くまでタバコを楽しめます。
デザインとサイズを比較
サイズはイーフォスの方が一回り小さいサイズで、両方とも本体下にシンプルなロゴが入っているデザインで高級感のあるスタイリッシュなデザインです。
イーフォスは少し丸みを帯びた米粒の様なデザインで、アイコスは少し四角いデザインなので、持った感じはイーフォスの方が手にフィットする感じがありました。
イーフォスは両面にロゴデザインがあるのに対して、アイコスのロゴは表面のみです。
質感や触り心地はアイコスもイーフォスも同じ感じで、さらっとしたマッドな質感です。
サイド面にバッテリー残量を表示するインジケーターがあり、アイコスのインジケーターは白色のLEDで見やすいですが、イーフォスのインジケーターは青色のLEDなので外など明るいところでは少し見にくいです。
アイコスは元々緑のLEDでしたが、新型ではより視認性の高い白色のLEDが採用されたので見やすくなっています。
使い方を比較
アイコスとイーフォスでは使用方法が少し違いますがここでは簡単に説明しますので、詳しい使用方法は各詳細ページにてご確認下さい。
アイコスはチャージャーとホルダーに分かれており、一回分のみ充電されたホルダーを使用してタバコを吸いますが、ホルダーは1本吸うごとに充電が必要なためチェーンスモークはできません。
一方イーフォスは、本体に直接タバコをセットして使用するので、一回使用するごとに充電する必要はなく、最大5本のチェーンスモークが可能です。
アイコスはヒートスティックに加熱ブレードが刺さって内側から加熱するので、ヒートスティック差し込み時にタバコが折れそうになる時がたまにありますが、イーフォスは3D加熱システムを採用していて加熱ブレードが無いので簡単に差し込むことができます。
加熱時間はイーフォスが約35秒でアイコスが約20秒なので、アイコスの方が吸い始めまでの時間は短いです。
実際にイーフォスとアイコスを同時に吸い比べると、イーフォスの低温モード時にはそんなに差を感じませんでしたが、高温モードにして吸ってみると目を瞑って吸っても分かるほど明らかな差を感じます。
アイコスより濃いタバコの風味を感じることができるので、今まで通常のタバコに吸い慣れた方でも違和感なく加熱タバコに代えることができると思います。
また、アイコスはスティック状のホルダーにタバコをセットして使用しますが、イーフォスは本体に直接タバコをセットして使用するので、アイコスを使い慣れた方だと最初は違和感を感じると思いますが1日もすればすぐに慣れます。
むしろ、わざわざホルダーを取り出したりする手間が無いので扱いは楽です。
イーフォスは一回の充電で約10本の使用が可能で、本体の充電方法はmicroUSBを接続して充電します。
5V1Aと5V2Aの急速充電に対応しているので、5V2Aの出力に対応したアダプタを使用すると充電時間が早くなります。
アイコスのホルダーは1本吸うごとに約4分の充電が必要です。チャージャーにセットしておくとホルダーが充電される仕組みです。
チャージャー自体は最大約20本分の使用が可能で、イーフォスと同じくmicroUSBを接続して充電します。
味の比較
実際にアイコスとイーフォスを吸ってみて感じた味の違いについてまとめてみました。
味の感じ方には個人差がありますので、私個人の意見として参考にしてみてください。
アイコスはやはり紙タバコと比べるとガツンとくる感じが少なく、慣れないと吸った気にならないという感じです。
また、アイコス特有の臭さがかなり目立つので、人によっては臭いで気分が悪くなる方もいるかと思います。
アイコスユーザーは多いので知り合いに一本吸わせて貰ったり、吸っている人に感想を聞いてみると良いかと思います。
イーフォスはまず通常の風味を味わえる低温モードで吸ってみましたが、アイコスより少し濃く感じました。
また、新品の状態からの使い始めは少し鉄臭く感じましたが、数本吸ったら鉄臭さもなくなりました。
そして、高温モードではアイコスと比べると明らかにタバコの風味を濃く感じることができますので、アイコスでは満足できない方にとてもおすすめできる互換機です。
メンテナンスを比較
メンテナンス頻度はイーフォスが20本〜40本ごとで、アイコスは20本ごとにクリーニングが必要です。
イーフォスのクリーニングはとても簡単で、綿棒などでホルダー部分を拭き取るだけです。
一方アイコスは、専用ブラシとクリーニングスティックを使用して2段階のクリーニングが必要で少し面倒です。
また、イーフォスはホルダーの穴が浅くて加熱ブレードなども付いていないので、邪魔なものがなく簡単にクリーニングすることができます。
アイコスは加熱ブレードが付いているので穴の中が狭くてやりづらい上に、ブレードが折れない様にクリーニング時に気を使います。
以上の点から、メンテナンス面ではイーフォスの方が圧倒的に簡単で実用的です。加熱式タバコは定期的なクリーニングが絶対に必要になるので、簡単で手軽な方が良いですよね。
イーフォスとアイコスとの主な違い
イーフォスとアイコスの主な違いと特徴についてまとめました。
加熱式タバコにどんな機能が欲しいのか、1日何本くらい吸うのか、家での使用が多いのか外出先での使用が多いのかなど、様々な点を考慮して自分に合う加熱式タバコを選ぶことをおすすめします。
アイコスの特徴
- バッテリ容量が多く、フル充電で約20本の使用が可能。
- 1年間の長期保証が付いている。
- ホルダーを使用するので、スタイリッシュに使用できる。
- 加熱時間が早く、吸い始めまでの時間が短い。
イーフォスの特徴
- 価格が安くで購入しやすい。
- 最大5本のチェーンスモークができる。
- 温度切替機能で濃さを調整できる。
- 1本で20回まで吸引できるので、1本で長く吸うことができる。
- クリーニングがとても簡単。
まとめ
アイコスとイーフォスを色々な観点から比較してみましたが、総合的に使いやすいと感じたのはイーフォスです。
実際に使用して一番便利だなと思ったのは、掃除が簡単なところです。
加熱式タバコは基本的に毎日掃除が必要になりますが、アイコスの掃除はかなり手間がかかり面倒だったので、イーフォスの掃除の手軽さには正直びっくりしました。
細かなデザインや作りの面では、やはりメーカー純正品のアイコスが圧倒的に上ですが、イーフォスも中国製の安っぽさは全く感じられませんでした。
それぞれにメリット・デメリットがあるので自分の喫煙スタイルに合う機種を選ぶことで、日々の喫煙にストレスを感じることも少なくなると思います。